こんにちはルルムです。
家の中での事故は、幼い子供さんと生活されているご家庭なら、
必ず付いてまわる問題です。
安心できるはずの場所での痛ましい事故は、出来る限り防ぎたいですよね。
我が家も3人の子供達を育てる過程で、
少なからずヒヤッとした事が何度かあります。
実際の事例と、解決策を 個人的な視点からではありますが
幾つか上げてみたいと思います。
☆浴室編
子供が被害にあう家庭内事故で、もっとも割合が多いのが
水に関連するものだそうです。
そういう意味でも、お風呂には危険が沢山あると思ってよいと思います。
具体例
・浴槽にお湯(水)を張ったまま放置している
・シャンプー類や洗剤類が手の届くところに置いてある
・床が滑りやすい(マットを敷いていない) など
対策
幼い子供であれば、たとえ水深が10cmしかなくても溺れる可能性があるとか。
可能な限りお湯は使用後には抜いておきましょう。
どうしても残しておきたい場合は、蓋をきっちりと閉めて、重りになるようなもので抑えます。
うちの場合、空になった浴槽をのぞき込んで中に落下・・・
ということもあったので
浴室自体に入れないように、入り口にゲートを置きました。
部屋そのものに入れなければ安全性はぐっと増しますよね。
ただ5歳にもなってくると、自力でゲートを開けたりよじ登ったりするので注意が必要ですが(汗)
最近では扉に取り付ける鍵も、手軽なものが出てきています。
浴室の扉の外側、大人しか届かない上部につけておくと、開け閉めも楽ですし
DIY感覚で簡単にできます。
☆トイレ編
浴室に比べれば、水もそれほど溜まらないし心配ないのでは?と思いがちですが
ここにも危険は潜んでいます。
具体例
・便器の中に手を入れる→舐めてしまう
・便器の内側につけているスタンプ型クリーナーを触る(舐める)
・掃除用具を床に置いている
・芳香剤 トイレットペーパーを口に入れてしまう など
対策
溺れる危険性は低いものの、子供の目線に便器があることが多いため
色んなものを触ろうとします。
うちの長男も、目を離したすきにスタンプ型のトイレクリーナーを触って遊んでました・・・(;´Д`)
口や目に入れる前に気付いたので事なきを得ましたが、やはり危険ですね。
便器に関しては外蓋を毎回しっかり閉める事
洗剤や掃除機具は、手の届かない上部につっぱり棒で棚を作りそこに収納しています。
便器ブラシなどはどうしても床置きになってしまうので、
うちでは先端が使い捨てになっているタイプを使用しています。
そして何よりこまめに掃除をすること!
あちこちベタベタ触っても安心な環境にしておくことも大事ですね(私は出来てませんが・・・)
トイレも浴室同様、入れないようにしてしまうのが一番です。
こちらも扉の外側上部に取り付けると良いのですが、
ある程度子供が大きくなると、自分でトイレに行くことになるのであまり高い位置だと困る事に。
うちのトイレの鍵は120cm程度(5歳児が手を伸ばして外せる位)に取り付けてあります。
☆キッチン編
キッチンはカウンター式やアイランド型など、仕切りが無い事が多かったり
リビングと隣接している場合、子供達が簡単に出入りできてしまいます。
その分細やかな防止策が求められる場所だと思います。
具体例
・コンロ周りでのやけどの危険性
・包丁やはさみ ピーラーやスライサーなどでのけが
・冷蔵庫
・ポットやトースター
・漂白剤や洗剤
対策
すべての扉や引き出しにロックを付けるのは大変ですが
包丁の収納場所は必ずロックをした方が良いです。
ピーラーやスライサーは壁にフックを取り付けてぶら下げていました。
コンロに関しては子供が自力で点火する心配はあまり無いのですが
お湯や熱い料理を置きっぱなしにしておくと危険です。
同様の理由で、ポットやトースターも手の届かない場所に置きましょう
特にポットはコードを引っ張って落としてしまう可能性もあります。
と、ここまで書いてきましたが
ひとつひとつ可能性を見つけて、対策をたてるのって大変ですよね。
私も長女が生まれた時には、子供目線での危険がなかなか想像できず
家中の扉や引き出しにロックをかけた事があります。
事故防止に関しては、失敗しながら学ぶというやり方ができません。
思いつく限りの事はしておいて正解だと思います。
基本は「子供から目を離さない事」なのですが
これって凄く難しいんですよね。
一瞬でも目を離すな!なんて出来るわけないんです。
だからこその安全策 ハッとした時に、やってて良かった!
と思えるように、出来ることはやっておきたいですね。