こん○○わ。ムウです。
タイトルにも表記しましたが、
RPGの王道、元祖RPGともいえる『ドラゴンクエスト』が
VR になっちゃいました!!
※VR=バーチャルリアリティー (仮想現実)
バンダイナムコアミューズメントは2018年4月27日より,
東京・新宿のVRエンターテイメント施設「VR ZONE SHINJUKU」にて,
スクウェア・エニックスとの共同開発によるフィールドVRアクティビティ
『ドラゴンクエストVR』の稼動を開始した。
国民的RPG「ドラゴンクエスト」の冒険をVR技術で再現し,
実際に体験できるドラゴンクエストVRは,
4月3日の発表以来大きな話題となっている。
すでにチケット予約の受付が行われているが,
ゴールデンウィーク中はすべての枠が埋まっているとのこと。
ドラゴンクエストVRの概要
20×12メートルの閉鎖空間の中で、VR機材を身体に装着。
眼前に表示される『ドラゴンクエスト』世界の中で、
4人の仲間たちと協力してモンスターを倒しながらフィールドを進み、
最終的には“ゾーマ”を倒すことが目的となる。
冒険時間は約15分
(事前のブリーフィングや機材の装着を含めると約30分)
ほどとのこと。
登場する職業は戦士、僧侶、魔法使いの3種。
パーティ構成は戦士が2人と魔法使い1人、僧侶1人の4人になっており、
いっしょに参加するプレイヤーと相談して職業を決めることになる。
職業の特徴は、以下の通り。
職業
①戦士
剣と盾を装備して、最前線でモンスターと戦う職業。
僧侶や魔法使いを守るため、盾をどう使いこなすかがカギになる。
②魔法使い
炎と氷の攻撃呪文に加え、攻撃補助呪文のバイキルトを使える。
遠くにいるモンスターも攻撃できる。
③僧侶
回復呪文のホイミ、蘇生呪文のザオリク、攻撃呪文のバギを使える。
パーティの要で生命線。みんなで死守しよう。
完全守備役の戦士1人、攻守兼役の戦士1人、攻撃の要の魔法使い1人、
回復の僧侶1人、という役回りが無難ぽい。
アクティビティを開始する前に、
「誰がどの職業になるか」を決める必要がある。
知り合い4人で行けば問題はないだろうが、
体験者が4人に満たない場合は施設のナビゲーターや
ほかの体験者が加わることもあるとのこと。
エントリーシートに
名前(5文字以内)、身長、言語(日本語・英語・中国語)、性別、利き手
を記入し、ブリーフィングを受けることになる。
ブリーフィングでは簡単な操作説明があり、
戦士は分かりやすく
剣で目の前の敵を攻撃し、盾で敵の攻撃や呪文を防ぐ。
魔法使いと僧侶は若干複雑で、
杖を持つ利き手に,バンドをはめている手をかざすと,
目の前に3つの魔法陣が出現する。
いずれかを杖で選んでから,対象となる敵または仲間のほうを向いてロックオン,
そのまま杖を振り下ろすと呪文を唱えるという流れ。
このときに杖を掲げている時間が長いほど,
強力な呪文を出せるようになっている。
MP (マジックポイント) の概念はないので,呪文は使い放題。
だが,直接攻撃や防御の手段を持っていないので,
モンスターに攻撃されたときは動いて避けるか,
前衛の戦士の後方に隠れるしかない。
ブリーフィングが終わるといよいよアクティビティフィールドに入り、
機材を装着していく。
バックパック型PCとヘッドマウントディスプレイ,マイク付きヘッドホンのほか,
職業に応じたコントローラを装着する。
戦士は剣と盾,魔法使いと僧侶は杖とバンド。
それぞれにセンサーと振動する装置が内蔵されていて,
モンスターとの戦闘や呪文を唱えたときに
衝撃が感じられるという仕組みになっている。
また,パーティ同士はマイクでの会話が可能となっている。
バックパック型のPC。
そこそこ重量感はあるが、子どもでも問題なくプレイできるほどとのこと。
戦士用の剣と盾。
こちらも装備している!と実感できるほどの重量感はあるとのこと。
フィールドは20×11mとかなり広く、プレイエリア内なら自由に歩き回れる。
外から見ると若干はずかしい姿になるが、
この姿を外から見られることはないので安心してほしい。
準備が終わるといよいよ冒険がスタートする。
城の王様から“大魔王ゾーマ討伐”の命を受けた4人の冒険者は,
ナビゲート役のホイミスライム「ホミリー」の導きによって,
「草原」「山麓」「ゾーマの城」というステージで冒険を繰り広げていく。
一人称視点のため自分の姿は腕や足しか見えないが,ドラクエの世界に立ち,
見慣れた装備を身に付けていることにワクワクすること間違いなし。
また,冒険のなかでレベルアップをすると装備が変わるので,
あのファンファーレが聞こえたら自分や仲間の姿をチェックしてみよう。
ドラクエの定番、お城から冒険がスタートする。
見えている仲間のスケールは、最初に記入した身長に対応している。
草原に出てくる敵はスライムやドラキーなどの愛らしいものが中心。
出現する数はそれなりに多いので、倒すまで存分に戦闘を満喫することができる。
冒険者はモンスターの攻撃を1回受けると瀕死状態となり,
さらに攻撃を受けると戦闘不能となってしまう。
パーティ全員が戦闘不能になれば,当然「全滅」となる。
全滅するとその場で体験終了となるので,戦士が前衛で防御したり,
僧侶が呪文で回復したりすることが重要になる。
そしてステージの敵をすべて倒すと次のステージへ移動するわけですが、
ステージの移動はホミリーによるルーラや,旅の扉によって行われる。
このルーラなのですが、
飛んでいくときに浮遊感覚を伴うらしい!
あの機材で!?
どういう仕組みなのか?!
草原、山麓での激闘を終えたら、いよいよゾーマの城へと移動する。
最後は、もちろん大魔王ゾーマとの戦いが待ち受けている!
大魔王なだけにメチャクチャ強いので、
パーティの仲間と息を合わせてがんばって倒していただきたい。
ドラクエらしい冒険のクライマックスが待っているらしい!
まとめ
体験者の方々の話によると、
・機材の重量はそれなりにあるが、子どもでも遊ぶのに困らない程度の重さ。
・プレイする場所は閉鎖空間となっており、ほかの人に見られることはない。
存分に楽しむためにも、周りを気にせずハジけて遊ぼう!
・プレイ中に走ったり、すばやく動くようなことはほとんどないが、
動きやすい服装や靴のほうがいい。
・しかし戦士はついつい激しく動いてしまう可能性が大きく、
汗をかくかもしれないのでタオルなどを持参しておくといいかもしれない。
・重量感のある装備を身に付けて戦うのは、思いのほかしんどい。
・ただ攻撃をすればいいというものではなく,
防御手段を持たない後衛のために盾を使って攻撃を防ぐなど、
より戦略性の高い攻防を味わえるという印象。
・各職業のロールを考慮して,互いに声をかけ合う重要性。
・呪文を使う際は、顔の動きでロックオンすることを忘れずに。
・ボイスチャットなどで積極的にコミュニケーションを!
恥ずかしいなんて言ってると、ピンチに陥るのは間違いない!
などなど。
ドラゴンクエストVRのプレイ料金は1回3200円 (税込)。
※VR ZONE SHINJUKUの入場料別途800円必要。
対象年齢は7歳以上 (13歳未満の人は保護者の同意が必要)。
現時点で5月の予約はほぼ埋まっているとのことだが,
近日中に6月以降の予約受付が開始されるとのこと。
また,VR ZONE SHINJUKU ではオリジナルグッズの販売や
限定フードメニューの提供も行われる。
ドラクエの世界を満喫した後は,こちらもチェックしておこう。
「VR ZONE SHINJUKU」館内、「VR ZONE store」にて限定販売
「VR ZONE SHINJUKU」館内、「GLAMPER’S」にて販売中
なお、2018年4月25日に行われた『ドラゴンクエストVR』オープニングイベントでは、
堀井雄二氏らが『ドラゴンクエストVR』に挑戦しました。
その様子は下記の動画から見られます。
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